刺すような陽射しと強い暴風雨に見舞われた夏が過ぎ去ろうとしている。
いろんなことがあったね、と。
そっと深く息を吐き出すように言葉がこぼれていく。
楽しいことと苦しいこと。
どっちが多かった?
なんて、比べさせて自覚させたら、それはそれで罪な気もした。
傷つけたくて、傷つけようとする人なんて、きっと少数派だ。
どうにもならないことの方が多くて。
その圧倒的な自分の無力さの前で、さあ、どうすればいいのかと立ち尽くすしかなくなるような。
結局、何も選べなくて、誰のことも思い遣れなくて、自分の気持ちでいっぱいいっぱいになる。
そういう自分にも嫌気がさす。
傷つけたいわけじゃないのに、小さな失敗を繰り返して、後戻りもできなくて。
どうすることもできないから、ひとまず自分が大事にしているものを大事にしようと思った。
気持ちが落ち込んでいかないように、少しでも好きなものを増やしてみようと思った。
興味の向かう方へ、好きがある方へ。
アンテナを伸ばしてみる。
「いちばん」は変わらないけど、楽しいこともいっぱいあった。
シークレットトークのお題。
この夏の想い出の話題で、話題をすり抜けていくのを聞きながら、ふっと吹き出した。
お疲れ様。って思った。
ラジオを聞きながら。
いろんなことが伝わっているんだろうなと思った。
いろんなことを考えてるんだろうなと思った。
「言えること」と「言えないこと」のカテゴリ範囲がまたちょっと変化してるんだろうなと思って。
なんでもかんでも自由に発言しないから。
自分の中の胸の内側。
特に「好きなもの」についての共有範囲。
線を引く場所を感じながら、それを寂しがっていいのかどうか判らずにいる。
簡単に踏み込んじゃダメなんだろうなって思うから、何も思わないようにしてるし。
もし、教えてくれるなら、共有したいって思ってくれるなら、そのときに楽しみたいって思ってるから。
それでいいし、そうすることはこれまでもこれからも変わらないんだけどさ。
またちょっと何かが遠ざかったようにも感じて、しょうがないよなぁって思ってしまうことも許して欲しい(笑)
(いや、別に誰に許されなくてもいいんだけど)(そもそも許すってなんだよw)
なんにせよ、動いてる時間の中で。
自分の頭ン中。
勝手な解釈で、思考や想像を転がしているだけにすぎないから。
がんばれーとありがとー、あんまり気にしすぎるなよーみたいな気持ちを抱いてしまうのも、オイラの勝手な思い込みだ。
いや。
あー、抜けたなー!って感じた日は嬉しかったのよ。
嬉しかったっていうか、可笑しかったのよ。
ああもう通常運転!ってバンザイしたくなったからね。
それでも、ちゃんと考えてくれてたから、優しいなぁって思った。
…ホントに優しいのかどうか知らないけどw
気持ちの根底なんてわかりようもないんだもの。
それでもおもしろがりながら、ありがとーって思ってしまうから、自分は自分にいいように解釈して、遊んでるんだなぁとも思う。
そんなわけで。
意味のわかんない長い前振りのあとに、一途の感想。
MORE10月号・第94回「知らぬが仏」。
取材日が「この後ゲスト出演するバラエティ番組の収録がある」日。
ってなると、にのがゲスト出演したバラエティ番組って1つしかない。
相葉ちゃんと一緒に出た「ホンマでっか」。
出るって聞いた時はびっくりしたよー!
そしてタイミングにも笑ったよー!(笑)
いやいや、マジかよ。ってなったよ。
なんかよく判んないけど、結局は自分の思い込みでしかないけど。
その日は「がんばれ!」って思ってたよー。
相葉ちゃんも一緒だし、大丈夫。がんばれがんばれって、超余計なお世話なこと思ってたよ。
蓋を開けてみれば、さんまさん始め、ひな壇の方々もみんな優しくて( ;∀;)!
ちゃんとバラエティになってて!
おもしろくって、安心したのですよ。
ありがたいなーって思ったのですよ。
そんで、相葉ちゃんがいてくれて。
あのスタジオの中、ひとりで応戦するような形じゃなくて、ホントによかったって思ったのよ。
ふたりでよかったなぁって。
それが相葉ちゃんでよかったなぁって。
ついつい思ってしまった、あの!番組の収録日!(なげーよ)
まあ、でも。
そんなタイミングなんで、にのの頭ん中に去来してたのはなんだったんだろうなぁって思いながら読んじゃうよねっていう話。
ピックアップされてるのは、コミュニケーションの話。
にのが自分は「コミュニケーション下手だと思」っていうことについて。
まず、コミュニケーションが苦手とか嫌いっていうのは、単に性格とか"慣れ"の問題だと思うんだ。
仕事も私生活も、人づきあいとか会話って結局は"慣れ"だし、数をこなせば、誰でもそれなりにうまくなる。
それを面倒がるのは、本人の性格だよね。
だから、厳密に言うと"コミュニケーション下手"ってワケじゃない。
でも、SNSとかメールでは饒舌なのに直で会うと全然話さなかったり、逆に会話はスムーズなのにメールが電報みたいだったりする人のことを、コミュニケーション下手っていうのかなと、オレは思う。
つまり、ひとりの人がとるコミュニケーションにおいてギャップやゆがみがあるってこと。
もちろん、そこにオレも入るんだけど。
仕事でのコミュニケーションは、年々うまくなってるのに比べて、プライベートではどんどん人づきあいしなくなってるからね。
もともと、あんまり人としゃべらないタイプなんだよ。
プライベートではもちろん、嵐の楽屋とかでも話さないほうだもん。
家族とだって久々に会ってもほとんど話さない(笑)
オン・オフのスィッチを切り替えてるつもりはないけど、自然にそうなっちゃってるんだよね。
どれだけ近しくても、他人には深く踏み込まないし、踏み込もうとも思わない。
うっかりその人の"闇"に触れちゃっても、責任持ちきれないしね……。
踏み込まなければ、自分も踏み込まれないし、誰かに迷惑かけることもないでしょ。
人間関係は"知らぬが仏"だと思うんだよね(笑)
オレの場合は極端かもしれないけど、男は本来、そういう人が多いんじゃない?
人間と向き合うより、モノと向き合うほうが好きだったり得意だったりする人が多いのかもしれない。
逆に、女の子は人が好きだから、人と向き合いたいし、しょっちゅう人のことを考えてる人が多いんじゃないかなって気がする。
だから、マナー講師みたいに人絡みの仕事は女性が多いんだろうな、って勝手に思ってる。
……いやもう、ホントに。
とりあえず、にのちゃんお疲れ様…って思ったよね…っていう(ノ ;∀;)ノ
いやわかんないよ!わかんないけどさ!!
いや、ホントに知らなかったんだなぁって思ってさ。
タイミング的に最初から知ってたらどうだったんだろうね?とも思うけど。
そんときは、全然違う展開だったのかなぁとも思ってしまうんだけれども。
今更、うっかり「闇」に触れちゃっても、もうどうすることもできねーよって。
必要以上に踏み込んじゃうから、誰かに迷惑をかけるわけで。
そんなことになったら「知らぬが仏」が通用しなくなるよ、って。
反語的に言ってみたら、そういう話。
自分は踏み込んでないんだから、君も踏み込まないっていうそういうこと。
そういうある種の信頼を崩すからアウト。
誰に向けて、っていうならたぶん、自分に向けてだと思った。
「知らぬが仏」。
ホント「人間関係は知らぬが仏だよ」ってしみじみと思っちゃったんなら。
なんかいいのか悪いのかわかんないけど。
まあ、お疲れさまって、肩を叩きたくなったよね…っていう(´ω`;)w
結論的には。
一般的に「友達は多い方がいい」なんていわれるから悩むだけで、実は人と交わらなくても人生は楽しめるって、本心ではわかってるはず。
ひとりぼっちで歩いてるおじいちゃんとか見ると「寂しそう」って女の人は言いがちだけど、意外と当人は全然平気で、趣味とか楽しんでると思うよ(笑)
たぶん、オレはプライベートで人と交わらなくても、それが結局、仕事の現場で満たされてるんだろうね。
っていうところで。
ピックアップされている言葉とはいえ。
とりあえず…、おじいちゃんになってもひとりぼっちっていうのはちょっと…ってつい思っちゃったりする部分も正直あるんですけど!(自分は棚あげ)
まあ、それくらいになっても趣味を楽しんでて。お仕事の現場で満たされてくってなら。
お仕事ガンバッテ!!!って力強く思ったところで。
なにをどう思っていいのか、ちょっと自分自身わかんないけど(笑)
結局こういう結論になっちゃうにのさんが好きだし。
今後は闇が広がらない人を…って思いつつ(w)
心からのお疲れ様と(余計なお世話w)。
これからも好きだよーっていう軽い言葉を残して締めようと思う。
にのさんがアイドルでいてくれて嬉しいです。まる。
(嗚呼…罪深い……)(え?w)
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